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私は子供の頃から軽い喘息持ちでしたが、一度だけ、死ぬような思いをした事があります。 喘息は夜間に症状が出る事が多いと言われていますが、私もそうで、就寝中に何度か息苦しさを味わいました。 ただ私の場合は体を起こせば呼吸が楽になるので、症状自体は軽かったと思います。 けれど中学の時、風邪で悪化したのかひどい呼吸困難に陥った事がありました。 息を吸い込んでも肺に入って行きません。 何度吸い込んでも、どう体勢を変えても楽にならずに、いつも通院している病院に電話して、昼の時間外でしたが診てもらいました。 点滴を打ってもらうと、液が減るにつれて呼吸が楽になっていきます。 点滴を終えるとまた少し息苦しさが戻りましたが、器官を広げる薬を処方してもらって帰りました。 もう苦しいのは嫌なので、すぐに薬を飲みました。 しかし一度呼吸困難の苦しさを知ると、呼吸ができない恐ろしさを体が回避しようとします。 私も無意識にそうだったようで、少しでも空気を取り込もうと過呼吸になってしまいました。 呼吸をすればするほど体が痺れてきて、意識を失いかけました。 再び病院に受診すると、ビニール袋を渡されて口に当ててゆっくり息をするよう言われました。 自分の吐いた息を吸い、また吐く。ゆっくり呼吸を繰り返しているとまた楽になっていきました。 喘息患者に過呼吸はよくある事なのだそうです。 あの息の出来ない苦しさを経験すると、無理もない事だと思いました。